ドクターヘリについて

ドクターヘリとは救急医療用ヘリコプターとも言われ、初期治療に使う医療機器や医薬品を装備したヘリコプターであり、医師や看護師を早く救急現場に向かわせます。ヘリに搭乗するのは、フライトドクター、フライトナース、パイロット、整備士です。基地病院などで待機・出動し、現場に着いたら医師は速やかな治療を行って適切な医療機関へ搬送します。救急車は患者を医療機関に搬送することを目的としていますが、ドクターヘリは早くに治療を始めることができます。

ヘリの直接の出動要請はできず、119番通報を受けた消防本部指令室が出動が必要と判断したら、基地病院に出動要請をします。ドクターヘリの利用で搬送代を支払うことはありませんが、治療費は支払う必要があります。1回の出動で40万円ほどかかり、遠方地までは120万円ほどかかります。ちなみにアメリカでは1回の出動で200万から500万円程かかっています。

また、ドクターヘリは、地方では医療機関の集約が進んでいることによる医療過疎の地域において、医療の地域格差をなくす手段のひとつになっていますし、大規模災害の時には、自衛隊・警察・消防防災・海上保安それぞれのヘリと連携し、活動をしています。課題としては、基地病院内や病院間の横の連携、十分な数の医師の確保ができていないこと、着陸場所やヘリポートの不足、午前8時半から日没までしか離着陸できないこと、などが挙げられます。現在、導入道府県数と配備機数は、44道府県に53機です。

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