ドクターヘリの果たす役割と重要性について考える

ドクターヘリとは、救急措置を必要とする重篤な患者さんが発生した場合、救急医療に長けた医師・看護師を乗せて現場へ直行し、現場から医療機関に向かうまでの貴重な時間の中で救命医療を行うヘリコプターを指します。いわゆる初期治療をヘリコプターの中で完璧に施すことにより、患者の命を救うことが最大の目的と考えられます。救急車と異なり、ドクターヘリの活用には、ヘリコプターの離陸・着陸に必要なヘリポートが備わっていることが必須要件となります。そのため対応できる病院には限界があり、全国を俯瞰すると高度救命救急センター42施設・地域救命救急センター16施設の計58施設が、ドクターヘリの基地施設を備えているにとどまります。

自分も一度ヘリコプターに乗りたいから、いざという時は救急車ではなくドクターヘリを呼んでほしい。こんな邪な考えを持たれる方がみえるかもしれませんが、ヘリは基本的に税金で運営されているものであり、消防からの要請によって初めて発着することが出来るのです。ヘリの内部は、基本的に救急車のような救急治療室の役割を果たしており、エコーや人工呼吸器・さまざまな医療器具が万全の体制で具備されている点が特徴です。また、医師・看護師に限らず、パイロットの腕も救急病院までの所要時間短縮のために貴重な役割を果たします。

ベテラン中のベテランパイロットが操縦かんを握り、重篤な患者を助けるべく一分一秒でもはやく現場に到着し、医療機関へと舞い戻ってきます。

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